ベテランの臨床家になればなるほどその思いは強く手術用顕微鏡の有効性を認めることは,自分の臨床経験を否定されるような気がするのかもしれません.でもそれは間違いだと思います.
もちろん,時代の変化のなかで,その時点でのベストを尽くした治療であれば,先人の仕事を批判するつもりなどありません.
ところが現在,手術用顕微鏡という新しいツールが使えるようになり,以前に行われた治療をやり直してみると,明らかに「見えなかったこと」に起因すると思われるエラーが見つかるのです.
今まで見えなかったものを見ながら治療することがこれまでの術式をさらに進歩させるのであれば,これは一個人の技術のみならず,歯科医療の進歩,ひいては患者の幸福にも寄与するのではないでしょうか.
まずはこれまでブラインドで行われてきた治療を見直してみたいと思います.見えなかったことが原因で起こるトラブルは、多様に起こります. |
【下顎第一大臼歯を見る】
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| 低倍率で直視して視野の中央へ |
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| ミラーを髄腔内が見える位置で固定 |
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