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4-META接着レジンを用いた治療

再植法で用いる「接着剤」は4-META(4-Methacryloxy ethyl trimelliate anhydride)という、歯質内部へしみ込む成分を有しています。1978年に日本で開発されて以来、その組成を変えていない唯一の接着剤で、生体との親和性が高いことが近年の数々の研究で明らかになっています。さらに、細菌の侵入を抑えたり、刺激を防いだりする働きがあり、治療後冷たい水がしみたりする症状もありません。

4-META接着レジンを使えば虫歯の再発が減り、歯の神経を極限まで残す治療が可能になりました。過去にはしみるからといって歯の神経を簡単に取ってしまう傾向があったようです。しかし、これを行うと歯の寿命が短くなります。「虫歯部分だけ取って、塗って、充填する」ため、あとの結果が良いのです。

たくさん歯を削って、詰めて、請求する、Drill・Fill・Billの歯医者さんはもう終わりにしたいと思うのです。


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