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歯のありがたさをいつも考えよう。

【今からでも、歯科医へ向かおう】
誰でも、健康でりんごを丸ごとかじったり、硬い干し魚をポリポリ食べられるようなときには、歯の存在を気にも留めないものです。

ところが、歯がなくなった方は、入れ歯を入れるに至るまでに、さんざん噛めない状態を我慢していることもあり、自分の歯があったらどんなに良かっただろうと、失われた歯を惜しむようになります。自分の歯があったときはもっとよく噛めていたことや、また食べ物がもっとおいしかったことに気づくからです。しかし、歯がなくなって初めて、歯に感謝をしても本当は遅きに失するというものです。総入れ歯になるまでには、それなりの経過があるはずです。

1本でも虫歯になったら、あるいは歯茎から血が出るような歯周病になったら、それは天の声だと思ってください。すぐに歯科医のもとへ行き、どうすれば歯を守ることができるのか、歯に対して「ちょっとした関心」を持つように心がけることが大切でしょう。

【噛む力を高める歯の健康】
歯は一度でき上がれば、自ら成長したり、変形することはありません。したがって、歯胚ができ、石灰化が始まる時期には十分な栄養が必要になります。

歯の成長には、カルシウム、リン、ビタミンA・C・Dなどが必要です。また、甲状腺、脳下垂体、副腎、上皮小体からのホルモンの分泌も正常でなければなりません。つまり、栄養と健康こそが、丈夫な歯が育つためには必要不可欠です。

歯が欠けたり抜けたり、あるいは歯並びが悪かったりしますと、噛む力が低下します。歯の欠損を治し、歯並びの矯正をして虫歯を防ぐことによって、噛む力の低下を防ぎ、ひいては体全体の健康を維持することができます。


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