2009年9月28日
当院では、こんなスタッフを募集しております。
【向上心のある人】
より充実した人生とは、学びや成長によってもたらされると信じております。
向上心のある人と一緒に仕事をし、お互いに充実した人生を歩んでいければと思います。
【明るく、上品さを演出できる人】
明るさは、人から人へ伝わっていきます。
患者さんの不安をなくし、落ち着きのある医院作りを目指しております。
【相手の気持ちになって考えられる人】
技術的なことよりも、まず患者さんの立場になって考えることが、医療人として一番大事であると思います。
共に働き、歯科を通じて心身ともに成長できる仲間を募集しております。
医療従事者は患者さんを想う心が大切です。歯科的健康の喜びを患者さんと共有する仕事です。 日々の技術や知識の研鑽だけでなく、ビジネスや社会の広い範囲に目を向ける必要があります。
医療の成功は患者さん、歯科医師をはじめスタッフ全員が一体となって、初めて成し得るものであり、患者さんの夢が叶い、状態を長く維持し心も身体も健康になっていただくことが、私たちに課せられた仕事であると考えます。
心から『歯を治して良かった』と思っていただけるように努力を続けたいと思います。医療上必要な研修会には参加していただきます。
私たちは、患者さんは歯科を通じて健康の大切さを伝えたいと思っております。その人が、自身の健康に関心を持ち、周囲の人の健康も大切に思えるようになる。そんなふうに、皆の健康観を高めていきたい。そして、患者さんに心から『歯を治して良かった』と思っていただけるように努力を続けたいと思っております。
"なるべく働かないでお金を貰いたい人"は絶対にお断りしております。
『その人が抱えている問題を的確に把握し、そして、虫歯や歯周病をきちんと治す。歯科医院として、それらの基本的なことをしっかりと行う。そして、患者さんが一生歯で困らない生活を送れるように、医療人として本物にこだわり、そして、患者さんに対しては正直であり続けます。』
『怖い』『いやだ』という歯科のイメージも変えなければなりません。歯科医療はこれから大きな変化があると思います。良い治療をする、ということだけでなく、患者さんの健康観に働きかけるという広い視野を持ちながら診療にあたっていきたいという考えに共感してくださる方を募集しております。
当院の特徴
・当院は自費診療をお受けになる患者さんがほとんどです。
したがって、「痛い、何とかしろ!」ではなく、より健康意識の高い患者さんと心を通わせる雰囲気で仕事ができます。
・より高度な技術を学びたいと思われるなら、数々の研修、勉強会へ参加することができます。
・医療の現場では集中力が求められます。当院ではスタッフの負担を減らし、より質の高い治療に専念できるよう、開院時間は18時までとしております。
歯科衛生士からメッセージ
初診でいらした方は、すぐに治療をするのでなく、口腔内全体のデータを取り、その後に治療のプランニングをします。特に治療に関する説明には口腔内写真をはじめ、紙や鉛筆を使い、患者さんにご納得をいただけるように情報をご提供いたします。
計画を立てる際も患者さんとのカウンセリングを重ね、しっかりとゴールを定めた上で治療を開始します。こうしたシステムは患者さんにとっても医療を提供する側にとっても理想だと考えておりました。
就職したきっかけも、このシステムがあるということを知っていたからです。
院長からのメッセージ
患者さんもスタッフも、歯科医院でつらい思いをされている方が多いように感じます。自分が大切にしてもらえなかった経験や、DHとして自分の考える仕事をさせてもらえない、などを聞くと、心が痛みます。
歯科界全体が良くならないといけません。歯科医療従事者が生き生きと働き、患者さんが喜んで訪れるような、そんな仕事場にしたいと思っております。
また、患者さんとスタッフがここで再会する度に、お互いが元気であることを喜び合えるような歯科医院でありたいと思っております。治療が一通り終わった患者さんから手紙をいただいたり、定期検診で久しぶりにお会いしたりするときがとても嬉しいです。
3年、5年、10年と長く患者さんを診ていきますと、予防・メンテナンスの意義が明らかになってきます。患者さんに長く通っていただくために、居心地の良いオフィスでありたいし、信頼関係も築いていきたいです。
オフィスを移転して、広く落ち着いた造りになっていますが、それだけでは足りません。やはり「人」が雰囲気を作ります。スタッフの温かさや思いやり、そして職業観が大きいと思います。
文化が成熟すればする程、歯を大切にするという意識が高まります。その点では日本も少し変わってきたとは思いますが、もっと歯科医療の評価が高まることが必要だと思います。
誇りを持って社会に貢献できる仕事をしている、そんな医院を創り上げていきましょう。
いちおしスタッフのご紹介
学生時代、特に最終学年時は実習中心の授業でしたので、色々な歯科医院で医療現場を学ばせていただけて本当に楽しかったですね。
だから、就職活動にも熱が入りました。学校に来ている求人だけでなく、就職求人誌でも探して沢山見学させてもらいながら就職先を決めました。
ASAHIデンタルオフィスへの転職は1年程前に、歯科医師、歯科技工士、DH専門のハローワークのようなところで求人募集を見つけたのがきっかけです。
患者さんのお口の中を良い状態に保つことができたとき、そして、なにより患者さんに喜んでいただけたときは本当に嬉しく思います。ここは、審美やメンテナンスに力を入れておりますので、DHにはやりがいを感じさせてくれる職場です。今、忙しいですが、充実していて毎日が楽しいです。
仕事の内容
診療は、緊急の治療が必要な患者さん以外は、まずDHによるカウンセリングが行われます。そこでは、患者さんが話せる体制を作り、丁寧に主訴を聞き取っていきます。その後、口腔内のデータを採取し、結果に基づいた治療プログラムを組み立てていきます。また、SC、SRP、PTC、PMTCなどの衛生業務の比重も大きいです。
口腔内写真の撮影、位相差顕微鏡を使った患者さんへのご説明、リコールでご来院される患者さんにはお知らせを出します。アシスタントや受付も総合的に進めている、DH飯山さん。「歯科衛生士は楽しいです」と言いますので、理由を尋ねました。
「患者さんが一人ひとり違って、口腔内も違います。色々な方に接して柔軟に対応をしていくことで、成長していく自分が分かるんです。やはり、『ありがとう』と言われたときが一番嬉しいです。
患者さんの健康を守るため、高度な技術を身につけていなければ、居心地の良い医院にしなければ、そう思いながら仕事をしています」。
また、院内感染予防対策も徹底されています。器具を個人専用とする他、グローブ、マスク等は患者さん毎にディスポーザブルにし、器具は高圧蒸気滅菌器によって完全滅菌します。空気清浄機の導入、ユニットの水やエアーも殺菌フィルターを通します。
自由コラム&スタッフインタビュー
とても丁寧にコミュニケーションが取られています。また、患者さんを大切にするオフィスであることが伝わってきます。
「その人のおっしゃることをしっかり理解し、その中にこちらの言いたいことを織り交ぜていくんです。」と院長が言う。
また、DHも言う。
「最低限の治療だけしてお帰りいただく、ということはございません。アポイントメントは平均1時間程とります。余裕を持ってお話ができる体制も魅力です。」
診療室が個室になっていることで、患者さんとの距離は更に近づきます。
「院長は誰に対しても、とても細やかな配慮をします。そうした患者さんに対する接し方には自然と影響されます。患者さんには役職に就いている方や年配の方もいらっしゃいますので、礼儀正しく、信頼を得られるように、と心がけております。患者さんとのコミュニケーションは本当に奥が深いです!」とDHが言う。
こんな方、お待ちしております。
本来の歯科医療とは、虫歯、歯周病にならないようにすることです。それらの予防に携わることは、歯科衛生士という職業の人たち以外にはいません。
そのような大切な仕事を通して多くの人と出会い、自らを高めながら、人を幸せにしていきたい、と静かな情熱を燃やすあなたを待っております!
新卒の方は実力を問いません。その代わり、意欲が求められます。たとえば、「これは何ですか?」「これはどうなんですか?」と聞いてくれた方がこちらとしてもお教えしやすく、嬉しいです。
歯科医院はやはり「人」です。良い顔で働いているスタッフがいれば、患者さんは安心して通ってくださり、医院は良くなっていくと思っております。
医師とスタッフとが協力し合い、患者さんにアプローチしていけるチームにしていきたいです。
募集要項
募集人数 | 各職種1名 |
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初任給 | ・歯科医師(応相談・経験・能力を考慮) ・歯科衛生士24万円~(経験・能力を考慮) ・助手・秘書19万円~ ・パート勤務(応相談) |
勤務時間 | 9:30~18:30 |
休日 | 完全週休2日制 土・日祝祭日 ただし、月1回土14:00まで出勤 |
福利厚生 | 労災・雇用保険 |
住所 | 〒160-0006 東京都新宿区船町7 ロクサンビル 2F |
電話 | 03-3226-0648 |
応募方法 | 電話、求人フォームにて日時を決定の上、面接 |
交通 | 地下鉄 四ツ谷三丁目駅 |
2009年9月25日
ASAHIデンタルオフィス 求人フォーム
2009年9月10日
はじめに
日本での交通事故による死亡者数は、昭和45年1万7千人を頂点に平成8年からようやく1万人を下まわりました。車社会のドイツでも、交通事故の多さでは日本とさほど変わらない時期がありました。なんとか交通事故を減らそうと、日本もドイツも様々な工夫をしたのです。
日本は、交通規則を厳しくして、取り締まりに力を注ぎました。一方、ドイツは車運転のマナーを徹底的に若者に教えました。
結果はどうでしょう。日本は死亡者数は減少していますが、事故そのものの件数はあまり減っていません。厳しい罰則の効果は大して現れません。
ところが、ドイツでは交通事故が激減したのです。かつて、ドイツも日本と同じように敗戦の廃墟の中から、同じように工業に力を注いで復興を遂げました。このことから、比較されることの多い国ですが、国民性は非常に異なり、その違いは色々なところに現れています。
日本では、交通事故は「なくすのではなく、取り締まるもの」として、考えられてきたのではないでしょうか。国民を信頼して自覚を促すのではなく、「規則を破ったら罰金ですよ」と脅かす方法がとられています。
それと同じことが、虫歯予防についてもいえます。日本の虫歯への取り組みは、学校検診に表れているように、虫歯は「なくすもの」ではなく「治療するもの」です。
その結果、たしかに虫歯の罹患者は減っています。しかし、それは虫歯にならなくなったのではなく、治療済みの歯が多いということです。ヨーロッパの豊かな国で、現在、虫歯になる子どもの数は激減しています。
「虫歯がなぜできるのか」
「虫歯を予防する効果的な方法はないのか」
「歯ブラシに頼っているだけでは予防できないが、どうすればよいのか」
「国民の払う大切な税金で医療費を賄うには、どうしても虫歯をなくすことが必要だ」
このように考えたのかどうかは別にして、明らかに虫歯をなくす努力が徹底され、社会的な常識になったということでしょう。
日本が、交通事故対策と同じ失敗を繰り返さないことを願わずにはいられません。
実は文明生活こそ歯の大敵。
【ライオンも歯で命を落とす】
ヒトの歯について考える前に、自然の中で生きている動物を考えてみましょう。動物は、草食動物であろうが肉食動物であろうが、餌が捕れなくなつたり、食べられなくなつたりすれば、それは確実に死に繋がります。
以前、テレビのドキュメンタリー番組で、アフリカのライオンが、食い漁った動物の骨が牙に挟まって餌を捕れなくなり、どんどん衰弱していく映像を見たことがありますが、動物にとって、歯はまさしく自分の生命を支える大切な器官です。
そのため、自然の中で生きている動物には、本来、死ぬまで健康な歯でいられる仕組みが備わっています。たとえば、唾液の殺菌作用とか洗い流し作用などの自浄作用によって、ヒトのように虫歯になったりしません。
今は亡き農学博士の川島四郎氏は、私たちの食生活に何度も警鐘を鳴らしてくださった方ですが、九十歳になってもなお、アフリカに度々出かけ、原住民と生活をともにされながら、彼らの食生活を観察・研究されました。
【葉っぱをバリバリ食べてきれいな歯】
川島博士は、まず、歯ブラシもしないのに彼らの歯が丈まで真っ白であり、そして歯並びも整っているのに驚きました。
原住民の食生活をつぶさに観察すると、元来狩猟採集民族である彼らは、今の私たちではとても食べられそうもない木の根や硬い葉っぱを、生のままふんだんに食べます。それらの植物の繊維質が、歯ブラシをするのと同じ働きをして、歯をいつもきれいにしてくれることがわかりました。
つまり、ヒトの歯も、動物と同じように生命を維持する上で必要不可欠な器官で、簡単に抜けたりはしません。ところが、そうした食生活を続けてきた彼らの社会に、一度私たちと同様な食文化が入り込むとどうなるのでしょうか。
アメリカの歯科医ウエンストン・プライスという人が、世界の一四の原住民の実態を調査し、驚きとしかいいようのない報告をしています。歯が健全に発達していたアフリカの原住民の顔の骨格は、元々あごがしっかり張った○字型をしていました。
【柔らかい食べ物で歯周病にも】
ところが、先進国の私たちが現在食べているような食生活に変わり、見事にあごが細くなってV字型になり、顔自体の形も表情も変わってしまいました。
歯並びは悪くなり、虫歯だらけになりました。そして、真っ白だった歯も黒っぽくなり、歯茎が退化して歯が露出し、歯肉は腫れ、まさに歯周病(歯槽膿漏)の状態に悩まされるようになってしまいました。人間が食べ物をおいしく食べやすいように工夫してきた長年の努力が、ヒトが本来もっていた自然のカを壊してしまったということです。
【歯は使ってこそ価値がある】
人間はいつ頃から虫歯に悩んだのか、人類最古の文化の発祥地といわれる古代バビロニア(紀元前三〇〇〇年頃)の時代には、既に虫歯の存在が確認されています。
虫歯の痛みをしずめる呪文が残っています。めったにない病気なら、呪文までできるわけがありません。しかも、都市に住む富裕な人程、虫歯や歯周病に悩まされていました。生の食べ物を歯で噛み砕き、食べることはなかなか大変なことです。人間は知恵がありますから、なんとかして楽に食べられるように工夫してきました。
そのうち、食べ物を食べやすい大きさに切ったり、すりつぶしたり、火を通して柔らかく煮たり焼いたりするようになり、おそらく食べることそのものを楽しむようになったと思います。ところが、虫歯や歯周病に悩まされ始めます。
では、なぜ食べやすいものを食べると虫歯や歯周病になるのでしょうか。
ペットフードのイヌやネコも歯周病に噛む力や回数が減ると、なぜ虫歯や歯周病になるのでしょうか。
虫歯や歯周病の原因になる細菌は、ある日突然、人間の口の中に出現したものではありません。大昔から人間の口の中に、口腔内常在菌として存在していました。それ自体は、たとえロの中にあっても問遁とならない当たり前の細菌です。人間が、自然なままの食べ物を回数をかけて歯で噛みつぶして食べてさえいれば、動物と同じように細菌は落とされ、唾液が沢山出て食ベカスまで洗い流してくれていました。
食べ物を柔らかく食べやすい状態に調理して、あまり噛まずに食べる習慣がつきますと、この自浄作用は人間のロから失われていきます。家の中で飼われるイヌやネコなどのペットも、噛まずに食べられる缶詰のエサばかりですと、必ず歯周病になるといいます。
噛む食生活を取り戻す。
【自分の歯で食べるのがおいしい】
「歯はダメになっても、入れ歯(義歯)があるから安心」と思われる方は少なくないと思います。しかし、天然の歯と入れ歯では、噛める力が全く違います。
入れ歯の場合、噛む力は良くて70%、悪い場合はなんと7%にまで落ちてしまいます。寝たきりの老人の歯を治したら、元気になり、再び歩くことができるようになったという事例さえもあります。
これは、様々なことを意味しているように思えます。つまり、どんな栄養分をからだに取り入れるにしても、管で流し込むのと、口から食べるのとでは全く違うはずです。歯あるいは入れ歯の良し悪し次第で、しっかり噛むことができる場合と、ほとんど飲み込んでしまう場合とでは、その栄養の吸収力も違うということです。
さらに、噛むことによる脳への刺激も見逃せません。食べる楽しみが長寿をもたらす歯の抜けた歯茎はどんどん痩せていき、個人差はあるものの念入りに入れ歯を作ってもすぐに合わなくなり、食事をする度に入れ歯がずれて痛む人が多くいらっしゃいます。
老後の大きな楽しみの一つである食べることが、苦痛になってしまうのかどうかで、生きる喜びが違ってきます。食べることの楽しみが失われると、痴呆症状に繋がっていく人さえいるのです。歯が悪くなってから、気がついても遅いとしかいえません。
それこそ子ども時代から歯の健康に努力しなければいけません。平均寿命が延びた分だけ、「歯を守る」という意識を早くから確かなものにすることが大切です。人間も本来、一生と歯の寿命が同じであるはずなのですから、努力次第では不可能ではありません。
それにはなによりも、「噛む」食生活を取り戻すことです。
歯のありがたさをいつも考えよう。
【今からでも、歯科医へ向かおう】
誰でも、健康でりんごを丸ごとかじったり、硬い干し魚をポリポリ食べられるようなときには、歯の存在を気にも留めないものです。
ところが、歯がなくなった方は、入れ歯を入れるに至るまでに、さんざん噛めない状態を我慢していることもあり、自分の歯があったらどんなに良かっただろうと、失われた歯を惜しむようになります。自分の歯があったときはもっとよく噛めていたことや、また食べ物がもっとおいしかったことに気づくからです。しかし、歯がなくなって初めて、歯に感謝をしても本当は遅きに失するというものです。総入れ歯になるまでには、それなりの経過があるはずです。
1本でも虫歯になったら、あるいは歯茎から血が出るような歯周病になったら、それは天の声だと思ってください。すぐに歯科医のもとへ行き、どうすれば歯を守ることができるのか、歯に対して「ちょっとした関心」を持つように心がけることが大切でしょう。
【噛む力を高める歯の健康】
歯は一度でき上がれば、自ら成長したり、変形することはありません。したがって、歯胚ができ、石灰化が始まる時期には十分な栄養が必要になります。
歯の成長には、カルシウム、リン、ビタミンA・C・Dなどが必要です。また、甲状腺、脳下垂体、副腎、上皮小体からのホルモンの分泌も正常でなければなりません。つまり、栄養と健康こそが、丈夫な歯が育つためには必要不可欠です。
歯が欠けたり抜けたり、あるいは歯並びが悪かったりしますと、噛む力が低下します。歯の欠損を治し、歯並びの矯正をして虫歯を防ぐことによって、噛む力の低下を防ぎ、ひいては体全体の健康を維持することができます。